日本の手仕事

「民藝」 関連で 「残したい 日本の 手仕事」 を
借りてきました!


「日本の 手仕事の 原点、箕の 美しさ」 と書かれ、
「用」 を 追求した 箕は、造形的な 美しさを 備えている。
まさに、「用の美」 です。

その本に 氷見の箕が 載っています。


こちらは、同じ箕 ですが、鹿児島県 日置市の 箕。
素材や 補強の蔓など、地域によって 違うそう。


そういえば、「能 style」 の 玄関に
籠たちが ディスプレイ されているわ!
解体される お宅から いただいてきたものです。


その中から。
これは、氷見の 坂下さんのと 同じですね。


見れば 見るほど、手作りの 貴重さを 感じてきました。
山に入り、竹や 木の皮、蔓を 採取し、編み組する
極めて 特殊な 技術を 要する 手仕事。

今では、安価な プラスチック製品が 出回り、
後継者が 育たない もどかしい状況と 書かれ、
淋しい 限りです ・・・

実際、私も この本を 読むまで、こちらの 箕のことを
全然 知らなかったのですから。
知らず 知らずのうちに 日本の手仕事が 無くなっていくのですね。

この本では、
【近年、現代の若い層には、
手仕事が 伝統的な 手技による 仕事の 良し悪しとか、
「用」 に 即したかたち という概念ではなく、デザイン」 という
新たな 視点で とらえられているようである】

とも 書かれていて、どんな とらえ方であれ、
手仕事が 残っていくことを 願います。

私は、建築も 同じように 感じていて、
昔の 自然素材、手作りの 良さを 再認識しています。

他にも 焼物、ガラス、漆器、織物なども
載っており、興味を 持って 読み 進めたいと 思います。
 
 

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