日曜日 nousaku チーズ講座 3回目
3回目は、ハードチーズ&イタリアチーズです。
左より
● コンテAOC
味は濃厚ですがしつこくなく、爽やかなフルーツ香やヘーゼルナッツの香りがあります。
1個作るのに、500Lもの牛乳が必要な大型チーズで、直径は、50~70cm。
A.O.C.チーズの中では最も生産量が多く、万人に親しまれています。
6ヶ月以上熟成したもので、厳しい審査で合格した最高クラスのチーズには、
緑のベルのマークと Comte Extra の表示が許可されます。
● ボーフォールAOC
反り返った側面が特徴で、高さが12cm以上重量も40kg超の大型チーズです。
この種のチーズの中でも、外観から容易に見分けられることができます。
味は、長期熟成タイプに見られる白い結晶からも深いコクをかもし出しています。
アルプスの山の高地で作られる山の代表チーズで、プリンスの気品さも持ち合わせています。
今回は、「ボーフォール・アルパージュ」 標高1500m以上の山で家畜が
若草を食べて育つ夏の放牧期食のミルクで作られるのでその味わいは格別。
● ペコリーノ・ロマーノDOP
歴史的にイタリア最古のチーズです。
羊乳で作るチーズを総称してペコリーノと呼び、ロマーノはローマ近郊で作られたことを表しますが、現在は大半をサルディーニャ島で生産しています。
羊乳のシーズンに従い、ロマーノ造りは、11月から翌年の6月末までの8ヶ月間。
● グラナ・パダーノDOP
「パルミジャーノ・レッジャーノ」と同じ形をしていますが、「パルミジャーノ・レッジャーノ」に比べると
風味もまろやかでデリケート、バターのような風味があります。
また、価格もリーズナブルでパスタをはじめ様々なお料理に使えることから
「キッチンのハズバンド」と呼ばれている程。お好みのお料理にたっぷりとご活用下さい。
● プロボローネDOP
元々は南イタリアで作られていましたが、今では主に北イタリアで作られています。
南イタリア ナポリの言葉で、ボールを意味する「プロヴァ」から名づけられました。
その名の通り、以前はボール形に作られていましたが、今ではソーセージの形や
洋ナシ形など色々な形があります。
若いうちはミルキーな味わい。引き締まっていて、弾力があります。
加熱するとよく伸びて、なめらかに溶けるので、料理に使うのもおすすめです。
● リコッタ
「2度煮る」という意味のチーズ。チーズを作った後のホエー(乳清)に新しいミルク
または、生クリームを加えて作ったものをいいます。
牛乳製、羊乳製、水牛乳製などがありますが、日本では牛乳製が最もポピュラー。
生徒さんがチーズを撮影している姿が面白くて・・・
勝手に載せてごめんなさ~い。 m(_ _)m
さて、試食。
イタリアのスプマンテと赤ワインで。
今日の講座のチーズより、差し入れの北海道の酪恵舎のモッツァレッラが
メインになってる! (笑)
大葉とトマトで和風カプレーゼ。 自作のセロリのお塩で。
とてもしっかりした味で、日本のチーズもなかなかですね。
差し入れ、ありがとうございました。
盛付けには、ヒイラギ科の葉を。
チーズ講座の前に葉を探すのに、手間どいました~
花屋さんを何軒か回りましたが、何処にも無くて・・・
諦めようかと思いましたが、この葉が有るのと無いのでは
全然見た目が違うから、頑張りました!
古城公園を探しまわり、やっと・・・
実はこっそり、少しだけいただきました。(内緒ね)
時間がくいこんで、「時間が無い~」 とあせって講座の準備です。
準備は、前々からしておくものだと実感。
さて、今日も午後から活動です。
富山大学芸術学部で 「地場産業 + デザイン」 と題した
喜多俊之氏の講演を聴講します。
また報告しま~す!
その前に、お店の準備をしておかないとね。