陰翳礼讃
- 2024年07月13日 (土) 11:17
- BLOG | 室礼・建築・デザイン | 本
「陰翳礼讃」
言わずと知れた 谷崎潤一郎
読みながら、「石瀬の家」で 横になっています。
ちょっと疲れて・・・
障子の光が、まさにそれ。
うすぐらいかげ。
古い扇風機、欄間、神棚
昔からある「石瀬の家」の風景の中で
のんびりしてます~
ぼーっとする時間、大切です!
ずいぶんと昔に、一度 読みましたが
この本は、写真が共に。
イメージが 想像できます!
数ページ 抜粋。
金色を贅沢に使った漆器が、蝋燭や燈明の醸し出す光で
引き立っています。
京都「俵屋」
訪れたことを 思い出します。
室内の照明は、書を読むとか、
字を書くとか、針を運ぶとかのためではない
日本家屋の美。
図書館で 借りるのではなく、
手元に一冊 置いときたい本ですね。