行ってきました

2つの美術館。

まずは、県水墨美術館。
日本のこころ―大本山相國寺・金閣・銀閣名宝展」へ。
平日というのに 大勢の方々が見にきていらっしゃいました。
歴史に残る銘品というのは、やっぱり一目でも拝見したいですね!

前庭の池には鴨が3羽。 (右手奥の辺りにいます)
雨がシトシト降る中のお庭も いいものです ・・・


美術館の展示品は、撮影禁止のため撮ることはできませんが
家に帰ってから 図書館で借りた「天目」をおさらい。
この 国宝「玳皮天目茶碗」、県水墨美術館で見たわ~

本に載ってる 国宝「玳皮天目茶碗 」は、萬野美術館所蔵。
あら? 相国寺所蔵じゃない。
ネットで調べてみると、
「相国寺(しょうこくじ)境内にある 承天閣美術館 は、
2004年に閉館した萬野美術館(大阪市)から
国宝・重要文化財を含む約200点の美術品が寄贈された」とのこと。
ただ 美術館で見ただけのとは違い
こうして調べることによって、絶対に記憶に残りますね。

つぎは、県立近代美術館。
デザインとしての椅子 アートとしての椅子」展へ。

こちら県立近代美術館は、息子達が小学生の頃、よく通った 懐かしい場所です。
常設室には、毎回 変わった椅子の展示がありましたし、
建築のビデオ鑑賞もすべて一緒に見ましたね。
息子達が 建築の方面に進んだのは、この美術館での体験が影響したと思います。

これは、1991年3月に ニューヨークの近代美術館で写した写真。


その頃の私は、 インテリアコーディネーター資格試験に向けて勉強中。
インテリアコーディネーターテキストのイラストでしか椅子を見てなかった
私にとって、ホンモノの椅子が目の前にある感動!
ずっとその前に立っていました ・・・
いまだに、その時のことを忘れません。

今回の県立近代美術館では、「椅子」の展示ということで
椅子好きな私は、テンション上がりまくり。
実際に座れる椅子には、すべて座ってきましたよ!

ニューヨークの近代美術館の展示と同じく、背景にある絵画も関連したもの。
磯崎新の「モンローチェア」には、アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」という風にね。

県水墨美術館での古いもの、県立近代美術館での新しいものと
違った感性を刺激した一日でした。

さて、最後に 途中にお寄りした「引網香月堂」 さん
小杉一条店で買い求めたお土産。


素材にこだわりを感じますね。
あとで、お抹茶といっしょに いただきましょう♪
 
 

Comments:2

tomo 12年10月21日 (日) 22:07

私も今日水墨美術館へ行ってきました!
着物を着て行きたいなと思っていたのですが、出かける前に
洗濯機から水があふれるというトラブルであきらめました^^;
お着物姿のマダムがたくさんいらっしゃって素敵でした~

国宝の天目茶碗、じっくりと拝見してきました…
お茶をしているとこれまでとは見る目(見方)が変わりますね^^

194 12年10月22日 (月) 10:22

tomo さん
いつも水墨美術館は、お着物の方々が大勢 いらっしゃいますね。
残念ながら私が訪ねた日は 雨でしたので、いらっしゃいませんでしたが・・・

お茶の稽古では、天目茶碗での「供茶」がありますので
天目茶碗が身近になりますね。
前回のお稽古で、先生がおっしゃられてた「曜変天目茶碗」
国宝が3点あるそうで、そちらも見てみたいです!

伊藤若冲、長谷川等伯、俵屋宗達の絵画はもちろん、
お茶杓や水指などの茶道の銘宝にも目がいきました~

後期も楽しみです♪

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