茶事のお稽古

文化ホールの大広間での「薄茶」や「お濃茶」「炭点前」などの
小間切れのお稽古ではなく、昨日は先生のお宅で 茶事のお稽古でした。

私は、亭主役をいたしました。
中門でご挨拶をして。


昼頃まで雨でしたので、露地笠をかぶります。
(イメージ写真です)


蹲に水を溜めたり、露地に水を打ったりと、
茶事の準備は初めてのこと。
風炉では、まず 持寄りのお料理での懐石から。
雨が上がり、青々としたお庭が綺麗でした。


初炭、菓子、中立。
軸を仕舞い、花を掛け、鐘鉦を鳴らして濃茶、後炭、薄茶、退席。

4時間もの時間、新しいことばかりで
頭も身体もパンパン。
「三露」「三炭」の講義も受け、茶事の奥深さを知ります。

先生のお宅のお庭を眺めながらの茶事は
日常を忘れ、癒される時間となりました。


月一回のホールでの稽古の他にも 先生のお宅での茶事も
しばらくの間、月一回開催されることとなりましたので
この機会にしっかりと茶事を習得したいと思います。

日頃は家での割り稽古に励まなくっちゃね。
袱紗裁きが、下手くそなんです ・・・ (-_-;
 
 

Comments:2

tomo 13年06月03日 (月) 20:35

いくよさん、先日の茶事ではご亭主役おつかれさまでした^^
先生、いくよさん、だんなさま…の後ろをちょろちょろとついていくしかできませんでしたが…^^;とても楽しかったです!

文化ホールでのお稽古とは違って、なにか大きなものに見守られながらお稽古をしているような不思議な感覚に陥りました…あれは先生の邸宅の守り神だったのかなあ?と後で考えていました。
本当に楽しく、また本当に勉強になり…何か自分の中の軸が一つ変化?増加?したように思います。普段のお稽古もますます心を込めて精進していきたいなと思いました。
ありがとうございました^^

194 13年06月04日 (火) 10:19

tomo さん
こちらこそ、お客様になっていただき ありがとうございました。

私も先日の茶事のお稽古は、今までのホールでのお稽古とは
全く違う感覚でした。
「凛」としていながら、緊張感ではなくて自然体でいれるという
不思議な空気が流れていましたね。
仏像が点在していたからでしょうか、神に守られてる感じがしたのは・・・
私も tomo さんがおっしゃってる感覚に陥りましたよ。

今週末のホールでのお稽古は、今までとは違った意識で
頑張れそうです。
先生がいつも口酸っぱく「茶事をすることが大事」と
おっしゃられてたことが 経験してみて、よ~く分かりました。
ホールの稽古は、茶事のための稽古なんですね。

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