芸文ギャラリー
- 2010年04月18日 (日)
高岡駅地下 芸文ギャラリーにおいて、
10住宅空間 水野行偉ケンチク展2010
(2010.4.16.fri – 4.27.tue) が開催されています。
建築家 水野行偉氏設計の10の住宅が
模型や写真などにより展示され、
期間中に4つのEventも開催。
●イベント 01 4月17日(土)17:00~19:00
「音楽・アート・ケンチク」 オープニングパーティー
空間/ケンチクをイメージした音と絵の即興パフォーマンス!
出演:フナセシンイチロウ(テノリオン),
Aiko(絵), sao(歌),村井丈浩/第七警察(シンセ)
お茶とお菓子をご用意します。入場無料です
●イベント 02 4月18日(日)13:30~19:00
「何でもケンチク相談所」
住まいに関することは何でもご質問下さい。
お一人様1時間まで。セミナーも2回あります。
住まいのこと学びましょう
セミナー1. 15:00~
「ちょっと専門的な断熱のお話」熊谷猛(建築家)
セミナー2. 17:00~
「狭いなんて言わせない!空間拡張術」山田哲也(建築家)
●イベント 03 4月23日(金)18:30~19:00
「 空間のカタチ10 – 水野行偉 vs 貴志先生」
建築家/水野行偉、ガラスのピラミッドから最新作まで
貴志雅樹氏(富山大学教授)に講評をおねがいします。
貴志先生とケンチクについて語るざっくばらんな建築談義です。
●イベント 04 4月25(日)16:00~19:00
「地元建築家が語り合う!住いのいろいろな話」
参加建築家:青山善嗣氏, 濱田修氏, 水野敦氏,
横山天心氏,吉村寿博氏(金沢), 司会:水野行偉
みなで議論するセミナーです。質問も大歓迎!
設計の流れや、コストのこと、庭との関係、家族の距離感などなど
住まいやケンチクの基礎知識から深みある空間の話まで。
普段はそれぞれの活動をしている建築家が集い、切磋琢磨する場。
6人の建築家の世界観が同時に聞ける、良い機会です。
18:00~フリートーク・タイムです。
会期中のイベントはすべて無料です。
案内をいただいていたので、オープニングパーティー へ。
空間/ケンチクをイメージした音と絵の即興パフォーマンス!
水野氏は自宅のガラスのピラミッドにおいて
イベントをされていらっしゃいますが、
なかなか小杉まで行けなくて ・・・
今回は、高岡駅地下ということで、ちょこっと顔を出してきました。
いつもエネルギッシュな水野氏に、感動!!!
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「石上純也 × 野老朝雄」
- 2010年03月15日 (月)
高岡市美術館で開催されている 「GEIBUN1」
高岡短期大学から富山大学芸術文化学部に変わって、
初めての卒業生の初めての卒展。
美術館での展示ということもあるのか、卒展というより
作家さんの展示会を思わせるくらいのレベルの高さです。
昨日は、GEIBUN TALK SHOW
石上純也(いしがみじゅんや)× 野老朝雄(ところあさお) 両氏の
講演会がありまして、出かけてまいりました。
右の方
石上純也:石上純也建築設計事務所代表
2007年東京都現代美術館「Space for Your Future」展で「四角いふうせん」を出品
左の方
野老朝雄:アーティスト、紋と紋様の制作を中心に美術、建築、デザインの周辺で活動。
トコロ柄マグネットが2006年度新日本様式100選に選定された。
石上純也氏は建築雑誌等でよく目にしていて、table
神奈川工科大学 KAIT工房
から感覚的な建築家というイメージがありましたが、
テーブルのたわみを緻密に構造計算で解析したり、KAITの柱の位置をただランダムに
並べてあるのではなく、全体の空間と局部の空間を照らし合わせながら設置したことなどの
お話をうかがうと、ソフトとハードの両面を持ち合せておられます。
銀座ギャラリー「無境」の故 塚田晴可氏の
「美しいものは必ず、強さと優しさとを併せ持っています。」が頭をよぎりました。
そして、「バランス」という言葉が印象に残っています。
野老朝雄氏は、前日、ちょっとお話をしましたので、
ほんわりした人柄を感じていました。
しかし、作品や活動 は、講演会で初めて知りました。 申し訳ない。m(_ _)m
紋と紋様、つながっていくパターン、唐草模様、幾何学模様 ・・・
着物の柄とも関連があり、とても興味がありますね。
幾何学の「幾」という字も、私の名前だけに外せません!
講演会を聴いて、製作意欲出てきました!
やりたいこと山積みだ~
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水曜日 nousaku チーズ講座 2回目
- 2010年02月11日 (木)
一ヶ月半遅れで、水曜コースが始まり、
第2回目が終了しました。
山羊チーズ&フランス東部・南部 です。
右上より時計回りで
●サント・モール・ド・トゥーレーヌAOC (Sainte-Maure de Touraine)
薪のような珍しい形をしたチーズです
型崩れを防ぎ、中に空気を送り込むために、中央に藁を一本通してあります。
表面に木炭粉をまぶしてあるので黒色。
若いものはフレッシュな酸味があり、熟成が増すにつれて山羊乳製チーズらしい
個性は強まりますが、丸みを帯びた味になり、ミルクのコクが感じられます。
●フルール・デュ・マキ (Fleur du Maquis)
‘フルール・デュ・マキ’というのは「潅木(マキ)に咲く花」という意味。
外側に乾燥したローズマリーやサリエットといったハーブがまぶしてあり、
上には粒胡椒、とうがらしがのっています。
羊乳特有のやさしい風味とわずかな酸味、さらに熟成とともにしみ込んだ
ローズマリーの香りが心地よいです。 周囲のハーブは取り除いても。
●バノンAOC (Banon)
バノン・ア・ラ・フォイユの名前の『フォイユ』は、葉っぱです。 使用するのは栗の葉。
何枚も使ってていねいに包み、Raphiaというヤシの繊維で結びます。
若いうちは組織は白くひきしまり、ほっくりした食感ですが、熟成するととろりと
やわらかく、濃厚になります。
●リゴット・ド・コンドリューAOC (Rigotte de Condrieu)
2009年1月15日付の官報で、「リゴット・ド・コンドリウ」がAOCとして認められ、
チーズとしてはフランスで45番目のAOCチーズとなりました。
直径4cm程、高さ2cmに満たない、わずか40gのかわいいシェーブルチーズ。
販売場所の一つであるコンドリウの地名を付けて「リゴット・ド・コンドリウ」と
呼ばれるようになりました。
●オッソー・イラティ・ブルビ・ピレネーAOC (Ossau – Iraty Brebis Pyrenees)
羊乳特有の甘味と旨味の強いチーズで、後味が極めてよく、後を引きます。
初夏から秋までピレネー山岳に追い上げられた羊は、花の咲いた高原植物を食べ
香り高いミルクを出し至高の味を造ります。
この変わった名前は、ベアルヌ地方のオッソーの谷と、
バスク地方のイラティの森に由来します。
●サン・ネクテールAOC (Saint – Nectaire)
表皮は,熟成中についた、自然の白、赤、黄色のカビに覆われています。
かすかなシャンピニオン(マッシュルーム)の香りとノワゼット(ヘーゼルナッツ)の
香りが入り混じった独特な味わいで、柔らかい弾力が特徴のチーズです。
写真のチーズはカビが綺麗に取り除かれています。
さて、お待ちかねの試食タイムです。
上巳の節句(桃の節句)をイメージして盛付けていただきました。
貝合わせの貝にドライフルーツ、桃の花を添え、菱餅方のゼリー・・・
それでは、また来月ね~
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雛飾り
- 2010年02月09日 (火)
節分も終わり、何か室礼を・・・
時期的には雛飾りですね。
母に聞けば、何かあるかな?と問い合わせたところ、
「50年前の古いお雛様ならあるよ!」との返事。
「へぇ~、そんな古いお雛様あるんだ。」
よ~く、考えると私のお雛様 (>_<)
実家からいただいてきました。
能作家に嫁いでからは、自分で出すことがありません。
約30年ぶりに箱から出しました。
お内裏様とお雛様だけですが。
三人官女、五人囃子、右大臣、左大臣さんは ごめんね。
子供の頃、お雛様を出すのがとても楽しみだったこと
思い出し、しみじみと・・・
お雛様を飾ると、狭いスペースでも、
とても華やかになりますね。 (*^_^*)
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住宅 見学
- 2010年02月08日 (月)
モノ・スペース・デザインさんより、
案内状をいただきました。
建築愛好家の私は、さっそく訪問。
まず、目に付くのが、暖炉。
無垢の床とともに、暖かい・・・
向うに、リートフェルト レッド&ブルー の椅子が見えますね♪
モダンな和風ですね。
建具の納まりがすっきり。
デザインも素敵。
向うの部屋の明かりが透けて見えます。
キッチンは明るくて、のびのび。
お祝いの花もたくさん!
ショウルームになっていますので、見学できますよ。
真っ白な建物で、すぐに分かります。
土(第2・4)・日・祝はお休み。
高岡市横田町3-620-4 tel 0766-27-8787
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喜多俊之氏&鹿目尚志氏 講演会
- 2010年02月02日 (火)
富山大学芸術学部へまたもや。
世界的に有名な 喜多俊之氏&鹿目尚志氏 講演会を聴きに。
「地場産業 + デザイン」 というテーマです。
90分 + 90分 の計3時間の授業。
うなづくようなお話ばかりで、あっという間の時間でしたね。
まずは、喜多俊之氏の講演会。
輪島塗、有田焼の職人さん達のような伝統ある地場産業とデザインの経験談や
今、現在のアジア(シンガポール、中国、韓国)のデザイン現況。
日本は、もう抜かれているかも?くらい アジアではデザインを重要なものと
考えているそうです。
こちらは、喜多俊之氏デザインの2畳の茶室。
漆塗りの枠で結界を作っています。
この結界で、外国でも簡単に日本の文化を紹介できるという事例も紹介されていました。
後半は、前田一樹教授を交えて、喜多俊之氏&鹿目尚志氏との鼎談。
前のお方の頭が入ってしまって申し訳ないです。
鹿目尚志氏はパッケージデザインやアートイベントプロデュース等をされていらっしゃいます。
83歳らしい(今日の新聞で確認)のですが、若々しくて びっくり!
クリエイティブな方は、年をとらないのかな?
鹿目尚志氏によるドンペリニョンのボトルカバー。
質感、形、色、かわいい~♪
たくさんのことがインプットされ、消化されるまで時間かかりました。
まとめるの大変なので、個条書きに。
・地場産業がなぜ衰退していっているのか・・・
現代の生活が無機化している
江戸時代はセンスや見立てを競い合っていた
手作りは高価格
上記の答えとして
節句などを通じて、日本の文化、生活を見直す
暮らしを楽しむ
伝統工芸の心を残して、工業製品で製作し価格を落とす
・日本のデザインは意匠で、中国や韓国では、デザインは計画、企画、戦略
・素敵なものはデザイナーだけでなく、オーナーや営業の人も意識する
・デザインはハッピー産業
・クリエイティブが無いところに、デザインは無い
・クリエィーターは自分自身で発見、学ぶ
・暮らし方がものごとの土壌
私自身、生活を楽しむ、和を見直すことを意識しているので
講演会のお話は、身に浸みて感じました。
暮らしを楽しむことによって、心の余裕みたいなものが
生まれてくるような気がします。
何で暮らしを楽しむか?
伝統産業の製品、綺麗なもの、魂のこもったもの・・・
それらを身近に置き、使うのは心地良いです。
nousakuで、それを感じとってくださる方が多いので
とても嬉しく思います。
今、講演会に参加できたこと、何か縁を感じます・・・
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今日も大学生♪ (笑)
- 2010年01月27日 (水)
吉田慎悟氏の「景観のデザイン環境色彩計画を考える」の講義を聞いてきました。
景観は興味があっただけに、この講義は見逃せません!
最初は、海外の建築事例のスライドを見せていただきました。
たくさんのスライドを見せていただきましたが、
この一枚しか撮っていませんでした・・・ (>_<)
こちらは、日本。
地域には地域の色がある。
色は生きているものが持っている。
小学校や公園で実際に小学生さんや地域の方々が参加して
色彩を決め、塗り直した例なども面白かったですね。
こういう活動が広がればいいのに・・・
・自分たちの文化を見直す。
・その土地の色。
・自然の花、鳥が色をもっている。
この言葉が、印象に残りました。
おのずと、景観の色彩が決まってきます・・・
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nousaku 名刺
- 2010年01月25日 (月)
モダンジャパンスタイルデザイン に載せていただきました!
名刺の他にも、ショップカード、DM、HPが。
ファインプロジェクト 中山真由美さんのデザインです。
この名刺をお渡しする時は、皆さんに「素敵ですね」と言われ
とても嬉しくなります。
そして、いろいろな方々が、この名刺を大事にしてくださっています。
ありがたいことです。
この名刺一つで、いろいろなことに、つながっていくなんて
素晴らしいことです!
ブログ 一日一投稿と決めていたのですが(どうでもいいのだけど)
何やら最近、載せたいとが多い日があったりで・・・
一日一投稿に縛られずに投稿することにしましたので、
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
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節分 しつらい
- 2010年01月24日 (日)
木村ふみさんの 「掬」 の節分しつらいをまねてみました。
こちらは、木村ふみさんの本より。
たまたま、私も同じ下尾さんのトレイを持っているので、それを中心にアレンジ。
それが、なかなか小物が無いのですよ。
先日の「かたかご庵」でのレクチャーを思い出して・・・
籠の目は、鬼の目をくらますということで、naft のボウルを取り入れました。
ヒイラギはまだ売っていなくて、ヒイラギ科の葉を代用。
豆の升は、中山真由美さん × 大畑岳さんの 「ちょっと一杯堂」で製作したもの。
いただきものの 麻布十番豆源 のお豆をお菓子に。 節分にぴったり!
器は、下尾さんのトレイとシャープさが合う設楽さんのもの。
一番大変なのが、鬼と福。 これで我慢。 ^_^;
いちおう、nousaku流 にアレンジできました~♪
木村さんのより、ちょっとかわいい雰囲気ですね。
「掬」を参考に、また別のしつらいにも TRY しようと思います。
写真の撮り方も、勉強になりますね。
上から撮るのと、目線で撮るのと、全然イメージが変わりますね。
写真の切り取りによっても違うし・・・
デザインの深さを実感いたしました。
ここで、トレイの下尾さんの御紹介を!
お仕事の拠点である八尾町で 展示会 を開催されています。
山元食堂さんの2階がギャラリーになっているそうです。
詳しくは こちら をご覧ください。
渋いお店ですね~ 興味津々♪
私も、近いうちに出向きたいと思います。
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かたかご庵 までのあれこれ
- 2010年01月17日 (日)
今日は、2連投です。
しつらい教室以外の情報もたくさんあるので、別々に投稿しました。
高岡駅が新しくなりました~
エスカレーターとエレベーターもついて、キャリーバックの時は助かりますね。
通路の開口部が大きくなり明るいです。 なんか嬉しい♪
せっかく金沢に行くのだからと、お客様に「大野港近くにお薦めのお店がありませんか?」と
尋ねると、「ル・マルカッサン」がいいとのこと。
ブログでの紹介は控えてほしいとのことで、写真は玄関だけですが
「食べログ」を見てみてくださいね。
ソムリエでチーズプロフェッショナルの奥様のサーヴがとてもエレガント。
室内のインテリア、器やカトラリーも全てエレガントなイメージに統一されていました。
もちろん、お料理もエレガント!
旦那様であるシェフは、日本のベルギー大使館でシェフとしての経験もあるそうです。
ただただ感動でした。
綺麗でかわいいという2面性が印象的で
私もそういう女性になりたいと思いました・・・
しつらい教室がこれから始まるというのに、ベルギービール「ヒューガルデン・ホワイト」と
グラスワインをいただきほろ酔いです。 ^_^;
さて、かたかご庵のメインイメージの花嫁のれん。
かたかご庵正面に掛けてあります。
和室のべんがら色も含め、石川県の文化の香り。
かたかご庵さんでは、骨董品が置いてあり、あれもこれも気になります。
今回は、石川県の九谷焼きのお皿を一枚買い求めました。
正面から見た図柄です。
朱色の花と九谷の緑、余白のブルーかかった白のバランスが好きです。
さっそく使いたいと思います!
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