内宮

  • 2013年12月04日 (水)

夕飯の「伊な勢 鮨」の報告と思っていましたが、
その前にメインである 皇大神宮(内宮)から。

「外宮」でさえ、ずいぶんと感動しましたので、
五十鈴川にかかる「宇治橋」の前に立ったら どうなるんだろう?と
期待が かかります。

外宮の地図の裏の 内宮の 地図 を手に!


午前6時に宇治橋の鳥居の前に。
12月1日の日の出は 6:42ですので、まだお月様。
鳥居の内側に 三日月(の反対)が見えますか?


宇治橋より五十鈴川を臨みます。
まだ、うっすらとした景色ですね。


五十鈴川御手洗場で、心身を清めます。
こんなにも澄んでいる川は 見たことがありません!


正宮前にて。
まだ、灯篭に灯りが点いています。


外宮と同じく正宮は、写真撮影禁止。
内宮でも塀の中での参拝ができました~

内宮には10ヶ所の 別宮 がありますが
内宮内には、天照大神荒魂を祀る 荒祭宮 と、風日祈宮の二つしかありません。


風雨を司る神である 風日祈宮


補足説明です。

伊勢神宮が管理する宮社は125社あり、
俗に「神宮125社」と呼ばれる。
内訳は内外両正宮に別宮14、摂社43、末社24、所管社42。


古神宝類が納められている 外幣殿


神宮神田で収穫された稲を 納めてある 御稲御蔵


「所管社」の一つ、五十鈴川の水源の神である 瀧祭神


五十鈴川御手洗場があまりにも気持が良かったので
もう一度訪れて、写真撮影です。


五十鈴川に映る紅葉。


神楽殿 では、「御饌(みけ)」と「神楽(かぐら)」の
御祈祷を行っていただきました。


神楽殿の辺りをブラブラしていると、
なにやら人だかりが ・・・


追いかけていくと正宮で神馬がお参りする「神馬牽参」が。
そうだ、1の付く日は、「神馬牽参」でした!
ナイスタイミング♪
神馬は、私の涙が溢れるほど 穏やかな目をしていました。


御厩(みうまや)には、先ほどの神馬。


「空勇号」というのですね。


こちらも「所管社」
山の守護神 大山祗神社 と安産を願う 子安神社


参集殿 には、能舞台。


帰りも、心して「宇治橋」を 渡ります。


鳥居には、太陽!
ただいま、午前10時。


早朝の日出前の参拝は 厳か。
とても寒かった分、気持も引き締まりました。
人も少ないですし、そちらを お薦めしますね。

この後、おかげ横丁へ向かいます。
はぁ~、たくさんの写真で 今日は疲れました。
また 明日!
 
 

外宮

  • 2013年12月03日 (火)

一日目は豊受大神宮(外宮)に参拝する予定。
ランチタイムの後、貸し切りバスで
外宮前まで 送っていただきます。
自家用車だと 近くにまで行けませんので
バス、タクシー、徒歩を お薦めしま~す。
(式年遷宮の年だから、いっぱいなのかしら?)

表参道より入り、衛士見張所で こちらの地図をいただいて。


表参道日除橋を渡り、手水舎にて 心身を清めます。


表参道日除橋の右手には、「清盛楠」が。
平清盛は、3度 伊勢神宮で参拝されています。
清盛に限らず、様々な方々が 訪れていらっしゃいますが ・・・


杜の木々が お見事です!
とても良い気が 流れていました~


鳥居を二つくぐると
神楽殿が見えてきます。


「五丈殿・九丈殿」
後方の五丈殿は、雨天の時の御祓いや遷宮諸祭の響膳などが 行われ、
手前の九丈殿では、外宮の摂社、末社、所管社の祀りが 行われます。


その先に、見えてきました~
旧の正宮。 奥には 小さく新の正宮が。
遷宮は10月でしたが、旧殿舎は まだ残っていて 拝見することができました。


旧殿舎の茅葺の屋根は、苔むしています。


新殿舎の茅葺屋根。


ここからは、写真が撮れません。
建築士会高岡支部では、事前に 申し込みをしてありましたので
囲いの中での参拝。
ネクタイをされていない男性は、囲いの中には入れません。
私は スニーカーから黒靴に履き替えて。

参拝後、新殿舎と旧殿舎の周りを ぐるりと回ることができました。
旧殿舎にあっては、中を通り抜けることさえ出来たのですよ。

こちらは、新旧の隙間。


神式年遷宮が20年ごとに行われる理由の一つに

建物の「清浄さ」を保つ限度が、20年程度であるため。
これは、耐用年数という意味ではなく、神道の宗教的な意味における「清浄さ」である。

と書かれていましたが、私も それを実感いたしました。
新殿舎は、照明で照らされているわけでもないのに
光り輝いており、
それに比べると 旧殿舎は「 朽ちた」感じがしましたね。

周りの囲いの連続の榊。
光が当たり 美しい景色です。


正宮の他に、別宮4ヶ所も 参拝します。
風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命が祭神の「風宮


多賀宮は、豊受大御神荒魂が祭神であることから、
4宮の中で最高位とされています。


地主の神である大土乃御祖神が祭神の「土宮


せんぐう館」は、別宮ではありませんでして ・・・
伊勢神宮や式年遷宮のことが よく分かります。


別宮の「月夜見宮」は、10分くらい歩いたところにあります。
神天照大神の弟神の月夜見尊が祭神です。


これで、今日の参拝が終わりましたので、
伊勢の地ビールといか棒(さつま揚げ)を 歩きながら。


睡眠不足でありながら
よく歩きました!

バスが Pで お待ちかね。
ホテルにチェックイン後、「伊な勢 鮨」へ向かいます。
また、明日 報告します!
 
 

3日目

  • 2013年11月20日 (水)

帰りの夕方の電車まで 時間があります。
さて、いかがしましょう?
ネットで東京展覧会スケジュール を検索してみます。

あれこれと悩むところですが、やっぱり「東京国立博物館」でしょう。
いろいろと展示会が 開催されていますから。


平成館では「京都 洛中洛外図と障壁画の美
大変に混雑しておりましたが、今日は時間があり ゆっくりと回れます。


富山大学オープンスクールで日本美術史を学んでからは
洛中洛外図 は、気になる絵画です。
高岡市伏木の「勝興時本」は、前期の展示で見れず。 (:_;)

石庭で知られる龍安寺の四季、
絢爛豪華な障壁画で再現された二条城など
「京都 洛中洛外図と障壁画の美」は、見所が たくさん。

その後、「特集陳列」のコーナーへ。
清時代の書 ―碑学派―
儒学者佐藤一斎が7歳の時に書いたという隷書体での「福寿」
来年の年賀状に この文字を真似させてもらおう!


本館(日本ギャラリー)に移動し
「日本美術の流れ」


縄文時代の「火焔土器」
「美」の始まりと 言えるのでしょうね。


器は何度見ても感動します。
伊万里(柿右衛門様式)色絵花卉文六角壺と色絵唐子甕割図八角皿。


織部州浜手形鉢。
奥には、黄瀬戸向付と信楽水指。


国宝の太刀「童子切安綱
美しく輝いています。


仏像も 欠かせません!
胎蔵曼荼羅図・金剛界曼荼羅図も展示されていましたが
写真撮影が禁止。
「空海」を読み終えたばかりなので「密教美術」は旬です。
こちら「大日如来」は、撮影がOK!でした。


国宝展示室では、「国宝 観楓図屏」を拝見。
東洋館、法隆寺館も行きたいところですが
3時間半 歩き続けだし、昼食抜きで クタクタ。
次回ということで、東京国立博物館を あとにします。

東京駅付近で昼・夜兼の ちょこっと飲みハシゴ。
さすがに 3日目は、疲れました~
今も、まだ残ってる ・・・
昔ほど若くないことを 実感してます。 (:_;)

さて、番外編。
東京では、お着物姿の方を、あちこちで お見かけします。
銀座4丁目の信号待ちで。
季節が ピッタリなお着物と帯。


東京国立博物館には、お着物の方が大勢いらっしゃいました。
こちらのご婦人も。
着慣れた感じが しますね。


北陸新幹線が開通したら、2時間で来れますので
着物で美術館というのも 実現できますね~

一気にブログを書き上げて、グッタリ。
30分ほど横になって、nousaku の準備にかかりましょう。
 
 

仏像セミナー

  • 2013年10月11日 (金)

仏像好きが高じて「仏具青年部会」の仏像スペシャリストの
皆様に、昨晩 セミナーを!


「和楽 2004 秋冬号」の冒頭の誕生仏が ことの始まり ・・・


この夜、またまた、シンクロが 起こります!
nousaku は休業としていましたので
セミナーの後は 夫と食事に出かけました。
食事をしているカウンターのお隣は、お寺様の様子。

仏像好きですので、仏像話が展開。
今日、「仏具青年部会」で仏像話をしてきたと告げますと
なんと、そのお寺様が前回の「仏具青年部会」のセミナーをされたお方。
私のセミナーの前は お寺様のセミナーと
担当者の方から お聞きしていてましたので
そのシンクロに ビックリ!

仏像の力は、引き寄せるのかしらね?
 
 

戻りました

  • 2013年10月02日 (水)

4日間のお休みを いただきまして ありがとうございました。
昨晩 遅くに高岡に戻り、今日から 普段の生活に戻ります。

今回も 東京へ行ってきました。
お目出度い席、その後の脱力の日、元気を取り戻し建築現場見学、
「白鳳の微笑みに会いに」 興福寺仏頭展 と盛沢山の上京でした。


少しずつ ブログで紹介できればと思います。

明日から「クラフト展」
そして「クラフトの台所」が始まります。
お気軽に 遊びにいらしてくださいね~
 
 

金屋町楽市

  • 2013年09月23日 (月)

9月21日・22日の2日間、金屋町で開催 されていました。
その様子を。
気になったものを 撮っているだけですので
バラバラですが、まぁ、私の気になるものということで ・・・

宗泉寺の山門に締められた稲穂。
楽市の端「宗泉寺」から、反対の端「小泉家」まで まず歩きます。


小泉家では、茶席が。
華やかな お着物の 学生さんが お客様。


SHIMOO DESIGN さんの茶卓。
茶道具の組合せも、一期一会。 こんなのは初めてです。
そして、金屋の家々の中庭を 拝見するのも 楽しみの一つです。


茶席隣の座敷の室礼。
屏風と SHIMOO DESIGN さんの飾り棚。
香炉が オブジェとなっています。 
銅器の町「高岡」らしい ・・・


屏風の「幾」という文字にも 反応。
私の名は「幾代」なのでね。
こちらを見ると「幾」は 「糸」から来ているのかしら?
だから、裁縫が好きなのね。


金箔が 貼られた「十二神将」
仏像好きですから、写真に収めとこっ!


あるお宅の 脇床。
インテリアに仏像を 取り入れられていて(それも年季が入って)
素敵だなぁと思いましたので、一枚。


お花も飾られています。
蔵の前というのは、ベストスポットですね~
能作」の曲がる錫が 花器となっています。


金屋町の街並みも 一枚。
石畳が金屋らしい。


こちらは気になっていましたHUTAGAMI さんの
持ち手が鋳肌のカトラリー。
なかなか好みのカトラリーが見つからない中、
こちらは GOOD!


まだまだ、たくさんの写真を撮りましたが
ここまでで。

高岡に歴史のある文化があると 実感した「金屋楽市」
私にとっても 室礼の刺激になりました。
 
 

父の命日

  • 2013年08月07日 (水)

昨日 8月6日 は、父が亡くなって10年目。
泡を持って、仏壇にお参りしてきました。
10年経っても、まだ 家の何処かに父が居そうな感覚。


生きていたなら、今の私が興味を持っている
仏像や歴史のお話が 出来たのになぁ ・・・
と悔やまれます。

リビングには、祖父の描いた「蓮」の絵が飾られていました。


私が生まれる前に 亡くなった祖父なので
会ったことは ありませんが、
私にも祖父の血が流れているんだなぁ
と親近感が 湧いてきます。

歴史本を読んでいると、系譜が書かれていることが多く
自分の ご先祖様を考えたりもします。
ちょうど もうすぐ お盆ですので、供養いたしましょう。
 
 

8月の営業日

  • 2013年08月06日 (火)

nousaku では、8月は 休まずに営業いたします。
ただ、後半(23日以降) に貸し切り営業日がありますので
追って ブログに載せます。

お盆の間は、若干遅め(8時頃) になる可能性もありますので
その時間より お早めに お越しになられる方は、
お電話かメールで ご連絡くださいね。
よろしくお願いいたします。

電話番号 0766-28-0138
メールアドレス ikuyo@nousaku.net

こちら瑞龍寺の「烏枢沙摩明王」フィギュア。


前からは、瑞龍寺で見れますが、
後ろ姿は なかなか拝見できないので貴重ですね。

8月10日、11日と 瑞龍寺では「夜の祈り」が開催されます。
私は 高岡に居ながら、ライトアップには 行ったことがありません。
この機会に 行ってこようかな~
 
 

ほとんど家の中で

  • 2013年06月11日 (火)

過ごしています。
家事に裁縫に読書。
外に出る暇が無い。(-_-;

たまに図書館とスーパーへ。
また借りた本で読書。


「永井路子歴史小説全集」より「美貌の女帝」
元正天皇 藤原京~平城京(白鳳文化 ~天平文化)時代です。

飛鳥の地において、天武天皇が持統天皇の
病気平癒のために建立した「薬師寺」
その後、元正天皇が 平城遷都に伴い現在地に移す場面。
いつもの如く「仏像」の本を持ち出して、なかなか読書が進みません。

5年前 に東京国立博物館「薬師寺展」で拝見した
「日光・月光菩薩」の美しさを思い出しながら ・・・

歴史小説を読んでいると、美術館ではなく
その地を訪ねてみたくなりますね。
「日光・月光菩薩」の菩薩さま だけではなく
「薬師如来」さまも揃った「薬師三尊」を。

最近、本を読む時間が増えたような?
もうちょっと現実寄りの生活をしないといけませんね。 (笑)

明日は母と料理教室の打ち合わせを予定。
明日中には、お申込みの方々に連絡を入れますね。
よろしく お願いたします。
 
 

昨日のこと

  • 2013年05月22日 (水)

午前中は、義母が持ってきてくれたお花を活けて目一杯。
(午前中といっても、寝坊なので 少々の時間ね (-_-; )
花の種類が変わり、季節の移り変わりを感じます。

設楽享良氏の花器に菖蒲。


増沢一郎氏の花器にシラン。


池田充章氏のガラス器にバラ(カクテル)。


11:30~55 「趣味 DO 楽」を見て。
9回シリーズの7回まで きました!


午後は、袷と単衣の着物の入替から。
帯とのコーディネートもやってみました。
同じ着物でも帯で、全然イメージが違うんですね。




笹島寿美氏の「くみあわせ事典」では
着物と帯の組合せは「格」を合わせることが基本とのこと。
ここでも「格」が出てきました。
「格」を知ることは目利きにならないと!

他には「染には織」というのが原則らしいのですが 私は織ばかり。
織と織は「極めて趣味性の高い着こなし」とのこと。
これからは、原則を意識します!

今年は、昨年着れなかった「絽・紗」の夏着物を
是非とも着てみたいな!


その後 ウォーキングを兼ねての 買いものと図書館。


●DVD「仏像百選」は、8 まできました!
●「懐石道具」は、来週の茶事の下準備。
●「和のテーブルコーディネート」は、何回も何回も。
 その度に、視点が変わります。
●「PEN」は、大好きな泡特集♪
●「永井路子歴史小説全集」
 今までは、黒岩重吾著ばかりでしたが
 「持統天皇」後は、永井路子著で。
 藤原京~平城京(白鳳文化 ~天平文化)の時代ですね。
 ちょうど 仏像の時代とかぶり、益々興味が ・・・

掃除やご飯作りの家事を合間にして、nousaku。
片付け後、本を読み 夜更かしをして、就寝が a.m.4:00。
でも、全てが自分の好きなことばかりで 幸せなことですね。
さてと、今日はどんな好きなことをしましょう?